法人PCの買取相場、ざっくり知りたい人へ

「うちのPC、いくらで売れるの?」——法人PC買取を検討するとき、最初に知りたいのはこれです。正直に言うと、相場は機種・CPU世代・状態・時期で大きく変わるので「一律いくら」とは言えません。ただし、機種とCPU世代がわかれば、だいたいの目安は出せます。

この記事では、法人利用率の高い主要4メーカーのノートPCを中心に、CPU世代ごとの買取相場を具体的な金額で示します。「第12世代ならいくら、第10世代ならいくら」というレベルで書いているので、自社PCの査定額をざっくりつかむのに使ってください。

主要機種の買取相場一覧(2026年3月時点)

以下は、正常動作品・ACアダプター付属・外装に大きな破損なしの場合の目安です。実際の査定額は業者や状態によって上下します。

Lenovo ThinkPad シリーズ

ThinkPadは法人中古市場で最も需要が安定しているブランドです。X1 Carbonは特に人気が高く、第11世代でもまだ1万円以上の値がつきます。逆にX280以前の第8世代モデルは厳しい。Windows 11の公式要件をぎりぎり満たすかどうかのラインで、中古市場での売れ行きが鈍化しています。

HP ProBook / EliteBook シリーズ

EliteBookはThinkPadのX/Tシリーズに相当する上位モデルで、査定額も近い水準です。ProBookはコストパフォーマンス重視の法人モデルで、EliteBookより3,000〜5,000円ほど下。ただし台数が出回りやすい機種なので、まとめて売るとスケールメリットが出ます。

Dell Latitude シリーズ

Latitudeは法人導入台数が多い割に、中古市場でのブランド力がThinkPadやLet's noteに一歩譲ります。そのぶん相場はやや低め。ただしDell製品は海外リセール網を持つ業者に出すと、国内専業の業者より高値がつくことがあります。グローバルで需要があるメーカーだからです。

Panasonic Let's note シリーズ

Let's noteは法人PC買取市場で最も単価が高いシリーズです。国内企業、特に営業職やコンサルで根強い人気があり、中古でも高値で取引されています。第10世代のSV9でもまだ1万円近くつくのは、このブランド力あってこそ。ただし近年はFVシリーズへの世代交代が進んでいるため、旧型SVの相場は今後じわじわ下がると見ています。

機器リストを送るだけで正確な査定額がわかります

上記はあくまで目安です。実際の査定額は台数・状態・付属品の有無で変動します。機器リストをお送りいただければ、最短当日中に正確なお見積もりを返します。

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買取相場を左右する5つの要因

1. CPU世代が最大の価格決定要因

上の表を見ればわかる通り、同じモデルでもCPU世代が1つ違うだけで買取額が5,000〜10,000円変わります。第12世代と第10世代の差は2倍以上になることも珍しくありません。これは中古PCとして再販するとき、購入者がまず見るのがCPUスペックだからです。

2. メモリ容量の壁は「8GB」

メモリ8GBと16GBでは、査定額に2,000〜5,000円の差がつきます。2026年時点で8GBはビジネス用途のギリギリライン。Windows 11 + Teams + ブラウザで8GBだとスワップが頻発するため、中古市場では16GBモデルのほうが圧倒的に売れます。社内でメモリ増設してから売るのもありですが、増設コストと査定アップ額を比較して判断してください。

3. SSD vs HDD

いまだにHDD搭載の法人PCも現場では見かけます。HDD搭載機はSSD搭載機と比べて3,000〜5,000円ほど査定が下がります。SSDに換装済みならその旨を申告すると査定に反映されます。

4. 外装の状態

天板のへこみ、液晶のドット抜け、キーボードのテカリ。これらは1項目あたり500〜2,000円の減額要因です。ただし法人利用品はデスクワーク中心で使われていることが多く、個人ユースより外装がきれいな傾向があります。過度に心配する必要はありません。

5. 時期による変動

法人PCの買取相場は一定ではありません。需要と供給で動きます。

  • 高く売れる時期: 6月〜10月。新年度の入れ替え需要が一巡し、業者に余裕がある
  • 安くなる時期: 2月〜3月。年度末に売却が集中し、市場に中古PCがあふれる

同じPCでも、3月に出すのと7月に出すのとで5〜15%の差が出ることがあります。急ぎでなければ、年度末は避けたほうが手取りは増えます。

1円でも高く売るための実務テクニック

ACアダプターは必ず付ける。 欠品で1台1,000〜2,000円の減額。50台で5万〜10万円のロスです。入れ替え決定時に全席から回収するのを忘れずに。

BIOSパスワード・BitLockerは解除しておく。 ロックがかかったままだと買取不可になるケースがあります。退職者のPCは特に注意。IT部門で管理者パスワードを一元管理しておくのが基本です。

見積もりは最低3社から。 業者ごとに得意な販路(国内再販、海外輸出、パーツ取り)が違うため、同じPCでも査定額が1.5倍開くことがあります。機器リストを使い回せるので、追加の手間はメール送信だけです。

台数はまとめて出す。 10台と50台では1台あたりの単価が変わります。業者の出張費・事務コストが台数で按分されるため。部署ごとにバラバラに出すより、全社で一括して出すほうが合計の手取りは確実に増えます。

相場を知ったら、あとは見積もりを取るだけ

この記事の相場表はあくまで目安です。実際の査定額は台数・状態・時期で変動します。ただし、自社PCのCPU世代とモデルから「だいたいこのレンジ」という感覚を持っておくだけで、業者の見積もりが適正かどうかの判断ができるようになります。まずは機器リストを整理して、見積もりを取ってみてください。

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