ネットワーク機器にも買取価格がつく

オフィスのリプレースで出てくるネットワーク機器——ルーター、スイッチ、無線AP。これらを「産廃として処分費を払って捨てている」企業が多いのですが、実はメーカーと機種によってはしっかり買取価格がつきます。

特にCisco、YAMAHA、Juniperの法人向け機器は中古市場で需要が高い。Cisco Catalyst 9200シリーズのL2スイッチで5,000〜15,000円、YAMAHA RTX1220で3,000〜8,000円といった具体的な買取額が出ます。

「たかがネットワーク機器」と思うかもしれません。でも、オフィスのフロアスイッチ20台、無線AP 30台、ルーター数台をまとめれば、合計で10万〜30万円になることもある。捨てるのと売るのとでは、年間の処分コストに明確な差が出ます。

買取対象になる機器と相場

以下は正常動作品・電源アダプター付属の場合の目安です。

ルーター

YAMAHAのRTXシリーズは国内の中小企業で圧倒的なシェアがあるため、中古の引き合いも多い。RTX1300は発売からまだ年数が浅く、1万円前後で安定した需要があります。

L2 / L3スイッチ

Cisco Catalystは法人ネットワーク機器のデファクトで、中古市場の流動性も最も高い。PoE対応モデルは非対応モデルより20〜30%高く売れる傾向があります。理由は単純で、無線AP給電のニーズがあるから。

無線アクセスポイント(AP)

注意点として、Cisco Merakiはクラウドライセンスが切れると管理画面にアクセスできなくなります。ライセンス残期間が長いほど査定が上がるので、残期間を確認してから売却してください。

UTM・ファイアウォール

  • FortiGate 60F / 100F / 200F: 5,000〜30,000円。FortiGateは法人UTM市場のシェアが高く中古需要も安定
  • Palo Alto PA-400シリーズ: 10,000〜40,000円。ハイエンド機器は業者間でも取り合いになる
  • SonicWall TZシリーズ: 2,000〜10,000円
  • Sophos XGS: 2,000〜8,000円

UTMはサブスクリプションライセンスの残期間が査定に大きく影響します。ライセンス切れの本体だけだと、相場の30〜50%まで下がることもある。

処分時の注意点

ネットワーク機器の処分はPCとは違うポイントがあります。

設定情報の初期化(config消去)

ルーターやスイッチには、IPアドレス、VLAN設定、VPN設定、SNMP文字列、管理者パスワードなどの設定情報が保存されています。これはある意味、ネットワーク構成図そのもの。流出すると社内ネットワークの構成が外部に漏れるリスクがある。

処分前に必ず工場出荷状態へのリセット(factory reset / write erase)を行ってください。Ciscoなら write erasereload、YAMAHAなら cold start または初期化ボタン長押し。設定が残った状態で渡すのは、PCをデータ消去せずに渡すのと同じです。

ライセンスの確認

Cisco DNA License、FortiGateのFortiCare/FortiGuard、Meraki License——こうしたサブスクリプションライセンスがハードウェアに紐づいている場合があります。ライセンスの移転が可能かどうかで、買取額が変わります。売却前にライセンスの残期間と移転可否を確認しておくと、スムーズに査定が進みます。

保守契約の終了確認

メーカー保守やSI業者の保守がかかっている場合は、解約手続きを忘れずに。保守契約が残ったまま機器を売却すると、保守料金だけ請求が続くという無駄が発生します。地味ですが、見落としやすいポイントです。

PCやサーバーと一括で出すのが効率的

ネットワーク機器だけを買取に出す企業は少数派です。実際の現場では、PCの入れ替えやオフィス移転のタイミングでネットワーク機器も一緒に処分するケースがほとんど。

業者を分ける必要がない。 PC買取業者の中にはネットワーク機器も対応しているところがあります。PC 50台 + スイッチ10台 + AP 20台 + ルーター3台を1社にまとめて出せば、見積もり・回収・証明書発行がすべて一本化。担当者が複数の業者を調整する手間がなくなります。

まとめ出しで査定が上がる。 ネットワーク機器単体だと「出張回収のコストに見合わない」と断られることがありますが、PCやサーバーと一緒なら回収のついでに持っていける。結果として、単体では値がつかなかった機器にも査定がつくことがある。

処分漏れがなくなる。 PCだけ処分してネットワーク機器をサーバールームに放置——というケースは実際に多い。一括で処分リストを作ることで、「あれ処分し忘れてた」がなくなります。

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